耐震診断・耐震補強について

1.「耐震診断」の概要

●事前調査

家を建てた際の図面を拝見し、現状と違いが無いか確認します。(図面が無い場合は、現地調査を行いながら図面を作成します。)周辺の地勢・地形・地盤状況等も事前に確認します。

 

●現地調査(ご訪問)

建物の現在の状態を調査します。外部からの調査のほか、全ての部屋(押入等含む)・屋根裏・1F天井裏・床下まで調査します(※)。

(※入れない箇所がある場合、診断精度が下がります)

家の耐力に関わる様々な要素の調査を行うほか、

劣化部分や基礎・地盤等の確認も行います。

現地調査には3~6時間程度が必要です。

 

●コンピュータで専用認定プログラムによる診断計算

調査結果を、一般財団法人日本建築防災協会「木造住宅耐震診断プログラム評価」を取得した専用プログラムに入力し分析、信頼性の高い診断計算を行います。

 

●診断結果報告書と補強案

診断結果について報告書を作成します。補強が必要と判断される場合には、補強計画の作成も行います。

 

●ご報告(ご訪問)

診断結果について、ご説明にお伺いいたします。

その際、補強が必要な場合は、その補強案とおおまかな改修費用目安についてもご説明いたします。

2.「耐震補強」の概要

・補強計画、見積書の作成

耐震診断結果に基づき、補強箇所の検討を行います。筋交いや構造用合板等を用いた一般的な工法と、新しい耐震補強専門工法を適材適所で活用し、費用・工事期間等、お住まいの方の負担を可能な限り少なくする方法を提案します。

※主な補強方法は一般財団法人日本建築防災協会の「木造住宅の耐震診断と補強方法」に基づく方法で行います。

 

・工事監理

工事中は、補強工事を行う各部分について、工事前・解体時・補強後のチェックを行い、補強計画の通りに正確に工事されたかを確認し、写真と文書により記録を残します。

 

・工事監理報告書

工事終了後、法定の様式に基づき監理報告書を作成します

国分寺市の木造住宅耐震診断(無料)・耐震改修 及び 除却費用 助成制度

昭和56年5月以前に建築された木造住宅については、国分寺市の「木造住宅耐震診断士 派遣事業(無料)」及び「木造住宅耐震改修 及び 除却 費用助成制度」がご利用いただけます。

詳しくはこちら

(国分寺市 まちづくり部 まちづくり推進課 住宅対策担当 042-325-0111 内線453 )http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/kurashi/koutsuu/jutaku/1002258.html

 

 

国分寺市の「木造住宅耐震診断士派遣事業(無料)」と「木造住宅耐震改修及び除却費用助成制度」がご利用いただけます。

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